二〇一七年二月、旅行客で賑わうクアラルンプール国際空港で、一人の男が二人の女に神経剤VXを塗りつけられ、殺された。
「キム・チョル」名のパスポートを持ったその男の正体は、北朝鮮の最高指導者金正恩の異母兄、金正男だった。
彼はなぜ殺されたのか、なぜマレーシアだったのか、実行犯二人は何者なのか—。
現地警察、実行犯の家族、そして金正男の友人まで、二年半にわたる綿密な取材が炙り出す、白昼の暗殺劇の真実。
第1章 歴史を変えたマレーシア警察の「ミス」|第2章 殺害までのカウントダウン|第3章 アイドルを夢見た実行犯|第4章 工作員を好きだった実行犯|第5章 暗躍する北朝鮮工作員|第6章 遺体をめぐる攻防|第7章 黒幕不在の裁判|第8章 残された謎種別本著者乗京真知/著 朝日新聞取材班/著出版社岩波書店ジャンル教養 ノンフィクション 事件・犯罪シリーズ名出版年月2020年01月サイズ187P 19cmISBN9784000613866送料・お支払・返品等は、ご利用案内をご覧くださいPC版で詳細を見る

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