著者___樹木希林(著) 内田也哉子(著)出版社:ポプラ社発売日___2019年08月ISBN___9784591163603ページ数___284Pキーワード___くがつついたち9がつ/1たちははからのばとん クガツツイタチ9ガツ/1タチハハカラノバトン きき きりん うちだ ややこ キキ キリン ウチダ ヤヤコ 内容紹介どうか、生きて。
■内容「死なないで、死なないで……。
今日は、大勢の子どもが自殺してしまう日なの」2018年9月1日、病室の窓の外に向かって、言葉を詰まらせながらつぶやいた母。
遺された娘は考える。
彼女はいったい何を伝えたかったのだろうか。
本書は樹木希林さんが遺した言葉と、それを受けて内田也哉子さんが考え、対話し、その末に紡ぎだした言葉をまとめた一冊だ。
この「ままならない人生を生きる意味」とは何なのか。
今、生きづらさを感じるすべての人に贈りたい「命」の物語。
■目次まえがき(内田也哉子)第一部 樹木希林が語ったことインタビュー「難の多い人生は、ありがたい」トークセッション「私の中の当り前」第二部 内田也哉子が考えたこと対話1 石井志昂さん(『不登校新聞』編集長)——樹木希林の最期、9月1日への想い対話2 Eさん(20歳女性・不登校経験者)——「あなたのその苦しみは、正当なんだよ」対話3 志村季世恵さん(バースセラピスト)——“底”にいたときの感覚を忘れないで対話4 ロバート キャンベルさん(日本文学研究者)——その指を、なんのために使うのかあとがき(内田也哉子)■プロフィール樹木希林1943年東京生まれ。
女優活動当初の名義は悠木千帆、後に樹木希林と改名。
文学座の第1期生となり、テレビドラマ「七人の孫」で森繁久彌に才能を見出される。
61歳で乳がんにかかり、70歳の時に全身がんであることを公表した。
夫でロックミュージシャンの内田裕也との間に、長女で文章家の内田也哉子がいる。
CM、テレビ、映画に幅広く出演し、様々な俳優賞を始め、紫綬褒章、旭日小綬章を受賞。
2018年9月15日に逝去、享年75歳。
内田也哉子1976年東京生まれ。
文章家、音楽ユニットsighboatメンバー。
夫で俳優の本木雅弘との間に2男1女をもうける。
長男はモデルのUTA。
著書に『ペーパームービー』(朝日出版社)、『会見記』『BROOCH』(共にリトルモア)、志村季世恵との共著に『親と子が育てられるとき』(岩波書店)。
翻訳絵本に『たいせつなこと』(フレーベル館)など。
連載「Blank Page」を『週刊文春WOMAN』にて寄稿中。
企画協力NPO法人全国不登校新聞社NPO法人東京シューレNPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク
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