●栗山英樹氏 推薦! 利の元は人にあり―――業績を伸ばす人づくりと動かし方 日本ハムファイターズ プロフェッサー 栗山英樹氏も聞き続ける井原隆一翁の教え「人の用い方」。
人をよく用いる者は、まず人を選び、教え、後に続くものを絶たない。
人をよく用いようとしない者は、選ばず、教えず、育てずして、後に続くものを絶つ。
古今東西の歴史は、国家の興亡、事業の盛衰、人の勝敗を伝えているが、そのわかれるところ、多くは人の用い方にあったと云えよう。
実業界に60余年、その間、数々の企業再建を果たし「難局こそ人を強く育てる絶好のチャンス…」と、多くの人財を育てあげた井原隆一氏が、時代が変わり、人が代わっても変わることのない人を用いる哲理を、社長自らの修養処世を含めて余すところなく示唆。
(「井原隆一の業績を伸ばす人の用い方セミナー」を収録・編集したものです)
【主な内容】 《第一講》事業発展のキメ手と会社経営の原点 ■社長の経営理念と事業への哲学 ●社長が「経営に迷いが出る」では困る ●理念・哲学がない会社に人材は集まらない ●社長は基本(哲学)を身につけよ ■一を以って之を貫く ●忠、恕、仁 ●基本、応用、智恵 ●君子は本を務む。
本を立ちて道生ず 《第二講》現有戦力で業績を伸ばす人の用い方 ■事業発展への経営者の任務 ●経営とは準備である ●最重要任務とは ●目に見えない災を除く ●利益追求の絶対的条件は「義」である ■業績向上のための人の用い方のキメ手 ●上に立つ者の最高任務は何か ●高賃金、人手不足時代の人の用い方の知恵 ●人の用い方の急所は近き者を喜ばす ●名利を欲しない者は叩き出せ ●社員の喜びと本性 ●人材の選び方と目のつけどころ ●意欲型人間の特色と動かし方 ■統率者としての頼もしさを身につける ●見せかけの威厳はすぐハゲる ●社長の仁・智・勇・礼・信 ●期然たる態度こそ大切 ●必勝必罰の厳格・公平な実施 《第三講》組織の活性化・社員の意識改革と人の用い方 ■分社による危機感の演出 ●組織だけでは機能せず(責任回避と放漫) ●分社制・独立採算性での底力の出させ方 ●ダメ分社は潰してしまえ ●経営責任は上だけでとれ! ■組織の活性化と人材教育 ●目標・責任の明確化で働きがい ●用いて育てる私の教育法 ●連帯感を育てる呉越同舟作戦 ●背水の陣で強い社員をつくる ●抜擢と左遷 ■責任の自覚と賞罰の公平 ●罰は下軽上重 ●賞罰7対3の原則 ●一を罰して百を律する ●刑徳二柄 ●情に流されず、情を失わず ■ヤル気を起こさせる権限の委譲 ●譲る権限、譲らぬ権限 ●任せるコツ ●子会社の成長優先と親会社二つの役割 ●困難を嘆かず可能を信じさせよ ●奮起させる出世の椅子の用意の仕方 ●ヤル気を起こさせる褒美の与え方 ●目立たない部署、人への心の配り方 ■上の者が人を用いる要 ●全軍奮起で業績を躍進させる3条件 ●士気を高めるトップの姿勢 ●常に社員に希望を持たせよ ●要る金を惜しむな 《第四講》無為の統率―――先賢の教訓に学ぶ ■無為の統率 ●無為にして化す 人を用いる極意 ●作為は無作為に及ばす ●心服か威服か ●暴虎馮河の勇 ●指揮は率先のみ ■人の魅力は徳にあり ●徳の基本は「謙虚」●吉凶は人力に及ばず ●羊をして狼に将たらしむ 《第五講》人生(事業)の大病は倣(ごう)の一字 ■分を知る ●うぬぼれは自然(天の理)を忘れる ●据慢驕者の危険 ●忠言諫言を聞け ●富貴にして鈍す ●経営者の敵は「傲病」 ■事業の大敵を潰せ ●会社の敵/利益の敵/トップの敵… ●ケチ経営の効用 ●好調期には厳しく、不調期には緩やかに 《第六講》魅力あるトップとは ■大志ある将(社長)に人財は集まる ●細心・気配り・大志こそ大成功者への道 ●将(社長)は部下の足の裏まで知れ ●トップの大志と先見 ●小さな現象から大きな変化を掴め ■大志ある者の特色 ●常に備えて怠らず ●知的準備と物的準備 ●天の利・地の利…何でも盗め! ●名将は賢相を求む ●トップの補佐役の条件 ●将相の絆は「敬」の一字 ●後継者に譲るべき最も大事なもの
【講師】 井原隆一 (いはらりゅういち) 日本光電工業相談役、埼玉銀行(元)専務。
1923年、14歳で埼玉銀行に入行。
並外れた向学心から独学で10年刻みに法律・経済・経営・宗教・歴史を修めた苦学力行の人。
最年少で課長抜擢、常務・専務を歴任の後、大労働争議と大赤字で倒産寸前の会社の助人となり、一挙に40社を分社するなど、独自の再建策を打ち出し短期間に大幅黒字・無借金の超優良会社に甦らせる。
その後も数々の企業再建に尽力。
名経営者としての評判が高い。
形態:CD版全5枚組・専用テキスト1部 USB版(MP3)、専用テキスト1部ダウンロード版(MP3)・専用テキストPDF
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発刊年:1992年収録時間:約4時間36分