小鹿田焼 モダン8寸皿リズミカルな飛び鉋模様

店舗名:iraka-イラカ-

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5280円

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小鹿田焼は江戸時代中期に、筑前の国小石原焼から陶工・柳瀬三右衛門を招き、大鶴村の黒木十兵衛によって開窯された李朝系登り窯です。
開窯依頼300有余年にわたって、当時の技法を一子相伝により受け継ぎ窯の火を守っています。
代表的な技法として、飛びかんな・刷毛目・櫛描き・打ち掛け・流しなどがあります。
昭和6年に民芸運動の指導者・柳宗悦氏の来山により、その技法と素朴な作調が賞揚されました。
また、昭和29年・39年には、世界的にも著名な英国のバーナード・リーチ氏も逗留し、作陶された経緯があります。
平成7年には国の重要無形文化財の指定を受け、いまも集落の谷川でのんびりと陶土をつき続ける唐臼(からうす)のように、永い歴史と伝統を守りながら10軒の窯元がじっくりと手仕事に取り組んでいます。
こちらは小鹿田焼の8寸皿です。
飛び鉋と呼ばれる技法により付けられた模様はとても動きのある雰囲気を持っており、モダンな印象が際立ちます。
わずか10戸の窯元からなる小鹿田の陶器は土地の自然のめぐみと一子相伝により伝えられる技から生まれます。
「その家に生まれたら当たり前のように小鹿田の陶工となる。
まず小鹿田を好きになることから始めます。
」と坂元工氏は包み隠さず語ってくださいました。
伝統を守り続けるということはさまざまな状況の変化を受け入れるということ。
まっすぐな言葉からその強い意志が伝わってきました。
一目で分かる特徴と、使うほどに愛着がわく日々のくらしを少し豊かにしてくれる器。
ずっと伝えていきたいと思わせる確かな価値がありました。

※こちらは1点1点職人による手作りとなりますので商品により模様の大きさや色、形が多少異なります。
皿の中央に少しザラついた部分(輪状)がございますが、こちらは登り窯にて焼成される工程で重ねて焼き上げる為発生するやむを得ない物です。
出ている物と出ていない物がございます。
また輪状の白い部分が若干削れている物もございますが、不良品ではございませんのでご了承くださいませ。

※登り窯により焼成されているため、色むらや焦げのある部分などがまれに見られることがあります。
釉薬が膨らんだ個所等を除去して削った跡が見られることがあります。
登り窯独特の風合いをお楽しみいただける方向けの商品ですので、その点をご了解下さい。

※最初に使われる時は米のとぎ汁で約15分間程煮沸させて下さい。
陶器は磁器と比べ粒子が粗く吸水性があるため、米のとぎ汁で煮沸することで、米の粘りが細かい穴を埋め、汚れにくくなります。
■SPEC/製品情報 飛び鉋模様 8寸皿 Designer/デザイナー:坂本工 Size/サイズ:約φ24cm×3cm ご注意:電子レンジ・食洗機 使用可能 オーブン、IH、直火 使用不可 Brand/ブランド:Ontayaki,Japan ⇒小鹿田焼商品一覧

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