商品説明■特徴 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と、美人を形容する言葉が有名ですね。
本種は、その中の「芍薬」と「牡丹」の掛け合わせによって誕生した「ハイブリッド シャクヤク」と呼ばれる新しい系統です。
「中腰で辛そう・・・」なんて冗談はさておき、両種の掛け合わせによって、「芍薬」には無く、「牡丹」には有った、濃黄色の花色、花型、丈夫な茎、樹姿などを融合させることに成功した画期的な品種群です。
その第一号は、第二次世界大戦中の東京で、伊藤東一氏によって産声をあげました。
決して恵まれた時代ではない中、新たな花の作出に対する情熱に世界中の園芸関係者が感嘆し、海外では「ハイブリッド シャクヤク」のことを、彼への敬意を表して『伊藤ハイブリット』と呼びます。
「芍薬」も「牡丹」もボタン科ボタン属の植物で、冬季に地上部が枯れてしまう宿根草が「芍薬」。
地上部が木質化し、冬季も地上部が残るのが「牡丹」と、ザックリ分けることができますが、「ハイブリッド シャクヤク」の冬季は、品種や植栽地域によって程度の差はありますが、木質化した地上部が残ります。
本種‘カナリー ブリリアント’はアメリカで1989年に作出された「ハイブリット シャクヤク」です。
ヒラヒラと波打つ花弁は樹の栄養状態によって弁数が前後し、色も栽培環境によって赤みが強くでたり、クリームイエローが強く出たりしますが、いずれにしれも開花が進むに連れて色合いが淡くなります。
花芯のワインレッドの紋様(ブロッチ)と相まって、一見すると黄花のハイビスカスの様なトロピカルな雰囲気と華やかさも感じる品種です。
■置き場・用土 1年を通して、戸外で管理します。
陽当たりの悪い環境では、極めて花付きが悪くなります。
なるべく陽当たりと排水性の良い場所・用土で栽培するようにします。
根や葉も年々大きく茂るので、育成スペースを十分確保し、最初の植え込みの際に土づくりをしっかりと行い、その後きちんと施肥を行えば、10年近く植え替えは不要です。
鉢植えの場合は、根をしっかりと張らせるために10号以上の大鉢で管理し、赤玉土や鹿沼土の混合土等、排水性の良い用土で植え込みます。
根詰まりしやすいので、2〜3年毎に落葉期に必ず土替えを行います。
■水やり 庭植えの場合はほとんど不要ですが、極端に乾燥するときには、たっぷりと時間をかけて灌水します。
鉢植えは、表面が乾いたら水を与え、水切れに注意します。
■肥料など 鉢植え、地植え共に、肥料が不足すると花付きが悪くなります。
植えつけ時の緩効性肥料の元肥はもちろん、早春の芽出し肥、花後のお礼肥、翌年の花芽ができる落葉前の秋に、それぞれ追肥(化成肥料等)を施します。
鉢植えは特に、肥料切れを起こしやすいので、水やりの代わりに時々、規定量に薄めた液肥を与えると効果的です。
花後は花首のみをカットして種をつけさせないようにし、葉を少しでも多く、健全に保てるように努めます。
■サイズ・その他 お届け:15cm鉢 1鉢
※2枚目以降の写真はお届けイメージです。
ポットの色・材質・形状が変更になる場合がございます。

※芽数・大きさには個体差がございますのでご了承の上お買い求め下さい。

※モニターの発色により花色が多少異なる場合がございます。

このお店のTOPページを開く