ビエンナシード100%(サンタバーバラ筆頭グランクリュ格)/カレラジェンセンと人気を二分するアンリジャイエ直伝ジムクレンデネンが醸す世界的に名高いブルゴーニュワイン|

店舗名:カリフォルニアワインあとりえ

税込 カード利用可

4490円

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■ 中身の充実度に品質満足度も高いABCならミッションラベル。
ジム・クレンデネンのネームバリューもあってか、ビエンナシードのシャルドネでこの価格は他に見つかりません。
《オー・ボン・クリマ》 シャルドネ “ミッション・ラベル” ビエンナシード・ヴィンヤード, サンタ・マリア・ヴァレー
【味わい】極めてバランスの良い仕立て。
グラスの中では、黄色い柑橘類屋リンゴを思わせる果実のアロマにオーク樽を由来とする甘やかなバニラ香が調和し、口中においては成熟した果実感を持ちつつも、過不足の無い酸があるおかげで喉越しに疲弊感を残しません。
奇を衒うことなくワイン造りを進めるジム・クレンデネンの「らしさ」が表される一品であり、一点豪華主義的なワインには重ならぬトータルバランスの良さが光ります。

【サンタ・バーバラの筆頭グランクリュ格】 「ブルゴーニュに対する加州南部の反撃拠点がサンタ・マリア・ヴァレー。
この地の最高の葡萄は主としてピノノワールとシャルドネに若干のシラーであり、格別に著名な畑を輩出している。
その代表的一つがビエン・ナシード。
」(ヒュー・ジョンソン) ワイン法上、より広い産地名を冠するはOKであるも逆はNG。
(シングルヴィンヤードワインとするか否かは造り手の裁量に委ねられる)こちらのワインもそれに沿う例であり、原産地呼称として「サンタ・マリア・ヴァレーAVA」が表記されますが、実のところ果実の源は一つの畑に限られます。
その先こそがビエンナシード・ヴィンヤード。
サンフォード&ベネディクトに並び、当地の象徴的二大銘醸畑の内一つですが、欧州の権威、ヒュー・ジョンソンからはより高いステイタスに置かれます。
それを認知させた第一の立役者としても、挙げられる名はジム・クレンデネン。
ビエンナシードのオーナーは、幾つかのワイン生産者と長期リース契約を交わすことで相手方に対象区画の管理を任せ、故に自らの所有でなくとも「エステイト・ヴィンヤード」を名乗ることが出来る次第です。

【ワイン造り】果実は手摘みで収穫。
ファインワインに求められる複雑味を得る目的から葡萄は全房のまま圧搾されるも、果皮からのタンニン抽出を最小限に抑えるべく強い圧はかけられない。
発酵から熟成に至る間の樽にはフランソワフレール社製のフレンチオークが選ばれる。
● 少なくとも当該年号はビエンナシード100%。
価格を考慮すれば、見過ごすにはもったいない内容です。

【品種構成】シャルドネ100% Chardonnay
【ワイン造り】小型の上部開放槽で発酵/手動パンチングダウン/フレンチオーク熟成×18〜20か月
【原産地呼称】サンタバーバラ郡>サンタ・マリア・ヴァレーAVA|Santa Maria Valley, Santa Barbara, California
【タイプ】[白] コクのある辛口 Dry
【内容量】750ml alc.13.5%
【生産者概要】オー・ボン・クリマ・ワイナリー -Au Bon Climat- 1979年、ザカ・メサ・ワイナリー(
※)の果実収穫に携わり、後にアシスタント・ワインメーカーとして3年を務め多くを学ぶ。
(
※Zaca Mesa Winery:サンタ・バーバラ郡におけるワイン産業の魁) 1981年には僅か1年の間に北半球、南半球を飛び回り、オーストラリア、カリフォルニア、フランスで収穫をディレクションするという常人では考え難い仕事量をこなすが、この時の経験が今も生き、世界中を股にかける精力的なワインの啓蒙へと繋がってゆく。
1982年、現オーハイ -Ojai-のオーナー醸造家であるアダム・トルマック氏をパートナーにワイナリー創立。
(後に双方は袂を分けそれぞれの道に進む) 当時は全てが買い付け葡萄であり、醸造設備は他社より貸借した。
Au Bon Climatの語源は、「日当たりのよい畑:ワイン葡萄の栽培に適した気候」。
現在は、カリフォルニア産ブルゴーニュワインにとって南のメッカであるサンタ・バーバラ郡サンタ・マリア・ヴァレー地区の中にあっても、随一の銘醸畑として名高いビエン・ナシード・ヴィンヤード -Bien Nacido Vineyard-の畑内に自社ワイナリーを所有。
(ビエンナシードは幾つかのワイン生産者と区画違いに長期リース契約を交わす。
それによりワイン法に沿う「エステイト・ヴィンヤード:自社管理畑」の冠称も任意で可能。
) 同醸造所内では、時に兄弟関係にも見られるローヌ系生産者、ボブ・リンドキスト氏率いるキュペ-Qupe-も協業関係としてワイン造りを進める。

※ ツバキ・ラベルとミッション・ラベルの違い 「全国のブレンド米>各地の農協ライス>新潟産>上沼産>南魚沼産>栽培農家名記載」のように、表記される産地が小さいほど品等と価格が上がるとは、一般的にお米も葡萄も同じ。
ABCの中にあってはイザベルの様な例外もありますが、概ねが上記の例に一致します。
(イザベルの原産地呼称は最も大きな「カリフォルニア」だがラインアップ中の最上位グレード) 商品選びに際し、「同生産者による同品種であっても、“ツバキ・ラベル”と“ミッション・ラベル”の価格差は何ゆえ?」というお問い合わせも戴きます。
そんな疑問に対しては上の例を参考の一つとして下さい。
但し、二種のラベルにはそれぞれの良さ・持ち味があるので、必ずしも優劣の差を図る尺度というわけではありません。

※ABC各種の産地表記:カリフォルニア州>セントラル・コースト・リージョン(大地区)>サンタ・バーバラ・カウンティ(群)>サンタ・マリア・ヴァレーAVA(小地区)>シングル・ヴィンヤード(畑名)

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